センシンレンと肝臓
センシンレンにはがん予防効果や免疫力向上効果以外にも多くの効果があると言われています。
その代表的な1つが肝臓(肝機能)に対しての効果です。東南アジアや中国など古くから風邪やウィルス性の病気予防などと一緒に肝臓の調子がよくないときに薬として服用されていたのが、センシンレンなんです。
センシンレンが肝臓(肝機能)の調子を整える・改善する効果があると言われるには主に2つの理由があります。
①肝機能の強化
肝臓機能には主に3つの働きがあります。
●代謝・・・食物から摂取した糖やたんぱく質、脂肪を体内で使える形に変えて貯蔵し、必要な時にエネルギーの基として供給
●解毒・・・アルコールや薬、老廃物などの有害が物質を分解
●胆汁の生成/分泌・・・肝臓で作られた老廃物を流す「胆汁」を生成・分泌
この中でセンシンレンは「解毒」作用について効果があると言われています。例えばお酒を飲む前にセンシンレンを摂取すると、この解毒作用が活性化され、アルコールの分解等が非常に強化されるので、二日酔い予防に良いと言われています。
実際にお酒を飲む前に飲むサプリメントにこのセンシンレンを配合した商品も出ており、多くの方は実感されているのではないでしょうか。
②肝臓疾患の改善
アメリカの研究期間のとある研究において、肝硬変などで肝細胞が異常な状態から、センシンレンを摂取することで、肝臓が正常に戻ったという報告がされています。
またその効果は、肝臓の治療薬として最も代表的な「レガロン」よりもより効果があったとも言われており、現在多くの医療関係者の間で注目されています。