冷え性対策②

引き続き冷え性対策について紹介したいと思います。

③長時間の入浴はNG

よく熱いお湯につかると身体の芯まで温まると考える人も多いですが、実はこの熱いお湯につかるのは冷え性の改善には効果はありません。
確かにお風呂から出てすぐは身体が火照っていますが、短時間で元の状態に戻ってしまいます。つまり熱いお湯では体の芯まで温まることが出来ないのです。
では冷え性にはどのような入浴がいいのでしょうか。勿論冷え性の程度にもよりますが、一般的には39~40℃のお湯に10~15分くらい全身浴するのがいいといわれています。
もしくは40~42℃のお湯に10分未満とも言われています。適温でじっくり温まることで血流が促進されるのと、筋肉のこりをほぐし、体の細胞が熱にさらされると増える熱ショックタンパク質による体の修復作用も期待できます。
また半身浴も効果的といわれており、半身浴の場合は少し時間を長くして、20~30分を目安にしてください。ただし、浴室内が冷えていると効果がでにくいので、浴槽の蓋をあけておいたり、シャワーをだすなど浴室内を温めておくことをおススメします。

④定期的な運動をして筋肉を鍛える

冷えの原因として「筋肉量が少なく、体の熱を多く作ることができない」「血流が悪いため熱をうまく運べない」という事があります。女性で冷えの悩みが多いのは男性にくらべてこの筋肉量が少ないというのが大きな原因の一つになります。
ですので日常的に運動をすることで、筋肉を鍛えておけば血流もよくなり、体の代謝が向上し、自律神経のバランスも整えられ、筋肉のこりを解消する効果も得ることができ、冷え性を改善することができます。
ですが、過度な運動は身体への負担も大きいため、身体に大きな負担をかけないウォーキングなどを一日30分~60分程度行うのが理想的です。

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